ワンダーフェスティバルとは

みなさんは、ガレージキットというものをご存じでしょうか。その言葉自体を初めて聞くという人、すでに知っているどころか自分も集めているという人、ガレージキットがいちばんの趣味だという人など、反応は人それぞれかと思います。それでもガレージキットは、普段縁のない人にとってはどういうものかまったくわからないのではないかという気がしますので、簡単にご紹介しましょう。ガレージキットは通称「ガレキ」とも呼ばれている、少数ロットで生産される模型です。プラモデルと同じようなものと考えてもらえれば良いのですが、プラモデルが大量生産されるものなのに対して、ガレージキットは最初からそれを目的としていません。そのため、プラモデルでは作ることが難しいような一部マニア向けのマイナー商品なども多数生産されていることが特徴のひとつなのですが、少部数というだけあって、プラモデルよりも割高であることも特徴です。ガレージキットでモデルとなるものは大きく分けて2種類あり、ひとつはキャラクターモデルと言われるもの、もうひとつはスケールモデルと呼ばれるものです。キャラクターモデルはその名のとおり、アニメやゲームに出て来る美少女キャラクターやロボットなどを中心に、特撮映画から日常を描いたアニメのキャラクターまで、さまざまなジャンルのものがモデルに選ばれます。そしてスケールモデルは、実在する航空機や自動車などをモデルにしたものです。ここでの特徴はやはり、プラモデルと比べてマイナーなものやレアなものがモデルに選ばれすいという点でしょう。日本全国に多くのファンを持つガレージキットですが、そんな「ガレキ」のための祭典となっているのが、「ワンダーフェスティバル」です。ワンダーフェスティバルは日本最大、そして世界最大のガレージキットイベントで、通称ワンフェス・WFと呼ばれる、ガレキファンなら知らない人はいないというようなイベントでもあります。プロ・アマを問わず、オリジナルのガレージキットや模型を展示・販売することが出来るイベントで、以前はフリーマーケット的な雰囲気が強かったものの、最近では企業とのタイアップ企画など、商業イベントとしての個性も強まってきているようです。会場は、イベント開始当初は東京都立産業センター(浜松町館)でおこなわれていたものが、その後東京ビッグサイトに移り、現在ではさらに幕張メッセに移されて、年間2回のイベント開催がおこなわれています。このワンダーフェスティバルの魅力は、さまざまなガレージキットを見られる・購入出来るというほかに、コスプレを楽しむというところにもあるようです。コスプレが許可された会場内では、毎年あまりにもコスプレが盛り上がっているため、コスプレイベントだと勘違いして来る人もいるほどだといいます。